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(2004年1月) 不妊治療は、治療そのものも注射や投薬で大変なものですが、それよりも一番辛いのが心の疲れですね。米国では、体外受精などの治療を受ける患者様は同時に心理カウンセラーとのセッションを行い、治療サイクルのそれぞれの段階で行い、精神的な辛さを少しでも癒せるよう、あるいはプレッシャーをリリースできるようにしています。 残念ながら、日本では現時点ではまだ不妊治療の心理カウンセリングというしくみができてはいないものの、精神的なサポートが重要視されてきており、体外受精に携わる専門医の方々などが中心になって不妊治療関連の心理カウンセリングをもっと充実させていこうという動きがあるのは大変嬉しいことです。 不妊治療については、話題が非常にプライベートな内容であるため、友人や知人、実家の家族、治療仲間にさえ、なかなかすべて話すこともできない、ということも多いのが辛いですね。実際に現時点では日本で気軽に心理カウンセリングが受けられない状態ではありますが、ちょっとしたことでプレッシャーをリリースすることが自分だけでもできます。 それは、出す宛てがなくても、紙に自分が悔しかったこと、辛かったこと、嫌だったこと、もうっとこうだったらいいのに、そういった気持ちを文字にして書く、ということです。書いたそのすぐあとで、その紙を破って捨ててしまったとしても、そうして心のうちを何らかの形で心の外に出す、ということは本当に有意義なことなのだそうです。 声に出す、というのも同じようによいことだそうです。聞いてくれる人がいなくとも、これが辛かった、こんな心無い言葉をかけられてしまった、どうして自分だけこんな辛い思いをしているの、そんな思いを「声に出して」、一人でいるときに、誰が聞いてくれるわけではなくても、言ってみる・・・それでも随分違うのだそうです。 そんな話をこちらの専門カウンセラーから聞きました。どうしても話し相手や相談相手がいないとき、試してみてください。一回だけではなく、何度ででも、毎日でも、やってみてください。ほんの少しでも、心が軽くなることを願っております。
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