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「向井亜紀さん、代理出産で双子さんを授かる」
(2003年12月) もうすでにテレビ等の報道で、タレントの向井亜紀さんが、米国での代理出産プログラムを経て双子のお子さんを授かったニュースをご存知の方も多いことでしょう。多くの辛い経験を経て、念願の母親となった向井さん、そして父親となったご主人の高田さんに、お祝いを申し上げます 今年の秋から、向井さんとは別の日本人ご夫婦がカリフォルニア州でドナー卵子・代理出産プログラムに参加し、その双子のお子さん達の日本国籍の受付手続きが一年も保留になっていたこと、そしてその後「代理母が妊娠中に、父親が胎児認知したとする」という形で、国籍を得ることは出来る方向になっているなどの報道も、記憶に新しいかと思います。 こうした一連の報道から、日本の法整備、あるいは法の解釈が既成事実を追いかける形で行われている部分もあるようです。 お子さんを授かるには、どうしても代理母の協力を得ることが必要なご夫婦は、世間一般で考えられているよりも、ずっと多くいらっしゃいます。そのため、向井さんのように米国での治療に踏み切る方は後を絶たないのです。そのような事実がある以上、日本国内での代理出産がやみくもに禁止の方向へ進むのは、本当に悲しいことです。 ロキタンスキー症候群の女性、癌のため、あるいは子宮筋腫などの病気で子宮摘出を余儀なくされた女性など、日本で治療が可能になるなら、もっと身近で、金銭的な負担も少なく、このような先端生殖医療技術の恩恵にあずかり、お子さんを授かることができるはずなのです。 弊社IFCのサイトでご紹介した通り、社長の川田ゆかりは、今秋大阪で開催された「第6回IVF研究会」での講演の際、「米国までわざわざ代理出産や卵子提供プログラムのための治療にいらっしゃる患者様たちも、本当は日本で、地元で、治療を受けたい気持ちでいっぱいなのだ」ということを、声を大にして訴えて参りました。 そのように、日本で治療が受けられる日が一日も早く来るよう、活発に活動を続けていらっしゃるグループは多く存在します。そして、そのようなグループをIFCは心から応援いたします。現在も、講演、資料の提供といった形でご協力させていただいております。 そして、日本で自由に治療を受けられる日が来るまで、IFCは、今現在、治療を必要とされているご夫婦が安心して治療を受けられるよう、医療面でも法的な面でも理想的なこちら米国カリフォルニア州で、お手伝いを続けて参りたく思います。
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